足り庵

肩の力をストンと抜いて、自分サイズで無手勝流~

崖っぷちな中学受験(10週目):ファイナルチャンス!

先週の続きで手ごたえを何とか掴みたいと思っている俺。

tarian.hatenablog.com

 

毎日、家に電話して、進捗状況を確認している。

水曜日の夜、どのくらい、問題集(Z会・算数・三年・文章問題)のお代わり(=2回目)が終わっているかを聞いたら、22章!と答える息子。

『ほぅ!、それはすごいな。その調子で頑張れ。今週末の土曜日に45章全部終わっていれば、上出来だ!』と話していたが、金曜日の夜、帰ったら、木金は問題集どころか、新聞スクラップも学研の宿題も学校の宿題も何もやっていなかった。

 

俺の中ではこれで中学受験は終わったな、と思った。

既に10週目(この時点で)なのに、三年生の範囲も終わらない。

毎週、いくら話しても次週には約束を破っている。

この状態ではわざわざタクシー通いで4月から学習塾に通わせた上に、土日の全部をこいつの勉強に俺が費やす意味もない。

で、息子に通達する。

『じゃあ、これで中学受験は終わりだな。学校の先生にも学研の先生にも中学受験するからよろしく!って頼んでいる手前、かっこ悪いから、もう引っ越しするしかないよ。6年生になるところで、引っ越しになるとおもう』と伝える。

息子は真っ青。

(でもこれ、毎週のこと。違うのは今度は俺が本気だということ)

 

でも、本人は中学受験をやりたい、という。

「お前、バカか。12月の中旬から毎週、おんなじことやって遅れているのに、やらせるわけないだろ。これで本当に終わりだっつうの。もう次はない。」と金曜日の夜から、土曜日の正午までずっと言い続ける。今度は本気だ。

 

でも、(毎週の事ながら)「自分の子供なのに、ここで落ちこぼさせていいんかいな。」とまた、弱気な考えが胸の内で頭をもたげる。

 

で、結局、また息子に聞く。

「本当は絶対、ここで終わりにした方がいいと思うけど、お前がここで落ちこぼれたら、二度と浮いては来れないだろう。だから、もう一度だけ聞く。これで終わりにしていいか?」

いやだ!と息子は言う。

で、続ける俺。

「じゃ、最後のチャンスだ。次にやるべきことをやらなかったら、5年続けた合気道も、学研教室もその場で終わりにするけどいいか?」

むすこはちょっと考えて、良い!という。

なので、もう一週間だけ、このシリーズは続けることになった。

ちなみに息子に課したスケジュールはどんなに頑張っても一日1時間半程度しかかからないことだ。

普通にできるはずのことだ。

 

で、土曜日の午後から、勉強は再開した。

俺の見立てでは3月中に小五レベルの算数が問題なくなれば、12月の試験は十分に間に合うと思っている。

既に5年生の算数であいつが弱い所も、塾の冬期講習を全ておさらいした結果、わかっているつもりだ。

国語の対策はどうしても後手に回るが(語彙や漢字力以外は)もともと地力があるように思える。

 

俺も高校時代、現国はほとんど勉強しなくても旺文社模試で全国で100位以内に入ったこともあるから、血なのだろう。

 

■さて1月26日(月)~2月21日(金)までにあいつに課した日課は以下の3つだけだ。

1.Z会の算数・文章問題・小学4年生向けを一日3章(=6ページ)&自己採点

2.新聞スクラップ。読みが10分、書くのが5分。

3.福島式の国語問題集を一日2章(=4ページ)

 

■これ以外に、学研教室・国算社理コースが週2回(=60~80分程度)と、宿題が同じ分量(ただし、宿題は水曜日と金曜日にやる、と決めてある)。

ただし、学研教室は(基礎編のままなので)難易度としては簡単だから無理があるとは思っていない。

 

■後は毎日電話で内容をフォローする予定。

(って言っても、毎日、日課を終わらせたか確認するだけ。金曜日帰宅時に一回でもさぼったら、(あいつが辞めたくない)合気道を即日、退会とだけ伝えるのが一番効果がありそう)

 

所で、前にも書いたが、息子は学校の通信簿で見る限り成績は悪くない、普通に良い方である。出来が悪い、と学研教室でもいずみ塾でも指摘された算数であっても3段階評定でよくできました!の方が多いくらいだったので、ずっと腑に落ちなかった(もちろん、学校のレベルが下に合わせているんだろう、というぐらいの予測は立てていたが)。

 

で、先週末帰宅したときに机の上に置いてあった学校の算数テスト。

息子は95点だったが、その内容は先週、解かせていた、Z会の算数小学三年生用とほぼ同じだった。

 

学校の授業も集中して受けろ!とは口に出してはいるが、正直、小学校、行く意味があるのか?と思ってしまった。