崖っぷちな中学受験(29週目): 息子の心を取り戻す旅に出る、その5
6月12日(金)に帰宅
今週から結構、あずさの乗客も戻るか、と思いきや先週と大して変わらず。
どっちかというと減っている。
それはさておき、息子の適応障害っぽいのはほぼほぼ引っ込み、GW前レベルまで落ち着いては居る。
なので、息子の心を取り戻す旅はいったん終了にして、これからのことをじっくりと話した。
しかし、息子はどうしても受験をしたい、という。
しかし、もう受験には間に合わないこともわかっている、という。
じゃあ、なんで勉強しないのか問い質したがどうしても受験したいという。
記念受験ならいくらでもすればいいけど、夏季講習や土日をつぶしてまで12月まで勉強しても間に合わないんだから、無駄だろ?といっても言うことを聞かない。
記念受験じゃなくて、受かりたいんだそうだ。
俺にはほかにやるべきことがいっぱいあると思うんだが、中学受験以外思いつかないという。
先週からやり始めたミュージアム巡りも、釣りも、TVも漫画も東京で遊園地に行くのも何もいらないから、中学受験をやりたいという。
意味が分からん。
なら最初から勉強すればいいのに。
間に合わなくなってから騒いでどうするんやろ。
もう合格ラインに絡むことだってできんぞ。
遅すぎて。
手始めに自分で8月の夏期講習までに6年生の勉強範囲を終わらせるためのスケジュールを立てさせた。
案の定、無限山積みの一日6時間ぐらいのスケジュールを描いてくる。
『お前な、お前が勉強に使えるのは一日2時間がやっとなわけよ。しかも火曜日と日曜日はもうすぐ合気道が再開になるから勉強できんだろや。』と。
息子はポカーンとしている。
要はできるかできないかとかが判断が全くつかないらしい。
まぁ、想像はしていたけど。
毎日朝15分漢字・熟語の勉強をするように言えば、その15分に3時間分のページ数を入れてくる。
まぁ想像していたけど、がっくり来る。
とはいえ、ここまで粘る以上仕方がないのでじゃあがんばれよ、ということになった。
とりあえず、6月16日(火曜日)と6月20日(土曜日)の2回に分けて模試がある。
6月16日の模試は既に終わっているが、出来はまぁまぁと言っていた。
4教科で平均偏差値が50超えたら、ほめてあげたい。
もちろん、志望する中学は偏差値60必要なのでこれではどうにもならんけど、それでも半年前は偏差値の平均が43だったことを考えれば、人並みになるのだから誉めてあげたい。
ちなみに私の予測は偏差値平均が48とみている。
前回までは国語と算数の二教科だったが、こんどからは(あいつの得意な)理社も入ってくるから、まぁその辺までは行くんじゃないかと思っている。